球春来る


明日からセリーグも開幕です。
春場所はあっけなく終わってしまいましたが
稀勢ノ里に見せ場もなく、豊真将の目覚ましい成長が
せめてもの救いといったところでしょうか。


野球に関していえば春〜秋シーズン制に異論を唱える人は
まず見受けられませんが、毎年この季節になると
サッカーでは欧州に合わせた秋〜春シーズン制の導入を
望んでいる声をちらほら散見しますね。
ま、個人的な感想ですけど、まず不可能でしょう。


以前、真冬のパリで映画を見ようとしたときなんですが
小さな劇場だったせいもあるのですが、上映前に
外の歩道に列を作らされ、並ばされた経験があります。
寒さのなか待っているうち、次第にトイレが近くなってきたのですが
日本と違い客席を抜けてスクリーンの脇にトイレが
あることが多いので、開場まで我慢することにしました。
席を確保したあとは急いで用を足したのですが
お国柄なのか開場から上映までの間隔がとても短く
席に着くときには既に上映が始まっていました。


察しのよい方ならお分かりでしょうが
欧米人と日本人とでは明らかに尿意を我慢できるレベルが
違うんですよね。0度近くの中、40, 50分待たされて
トイレが近くならないなんてありえないですよ。
冬場の代表戦や天皇杯のハーフタイムを思い出せば
容易いですが、トイレ行列のことを真剣にイメージできる
想像力があるなら、冬シーズン制なんて絶対に推せないでしょう。
唯一可能性があるとしたら、サッカー場も府中の競馬場のように
シート席を全面ガラス張りにすることがオススメです、ハイ。