キングス&クイーン


自分がもし20歳で学生だったりしたら
少なくとも10回は劇場で観たかもしれません。


当然、二十歳でも学生でもないので
今日のこれっきりしか観ないと思いますが
いまはどこでも完全入れ替え制なので
学生たちにはちょっと不幸ですね。


凄いなと思うのは、ストーリーが思い出せないことですね。
たとえば「恐怖分子」や「好男好女」といった映画を観たあとの
「難解さをもとにした記憶の混乱」とは明らかに違う
「明解で素な世界の描写と、その登場人物、彼らの重ねたシーンが
 観るものの記憶をも混乱させる」 ・・そんな感じ。
今世紀に観た映画のなかで最も革新的であることは
異論ないと思います。デプレシャンの中では最高に好きです。

        • -

いつのまにやら、アルゼンチン・スペインとお気に入りの
チームが消えていきました。
こうなったら是非ともインザーギに活躍してもらって、
イタリアには頂点まで行ってほしい!