ラブレス


MY BLOODY VALENTINE (1991)
かれこれ20年近く前のアルバムなのですが、初めて聴きました。


いやあ、いいんですよ、これ。全然音が古くない。
いま病室でヘッドフォン大音量で聴きながら書いていますが
心が洗われます(涙)。


自分でも分からないのですが、大学時代からROCKは聴きつつも
自分から率先して過去の作品を掘り下げたり、気に入っているバンドから
同系列の音楽に手を広げるということが全然ないんです。いまでもそうです。


映画だと、監督・役者・スタッフ・配給先・過去の作品・時代背景などを知りたくなるし、
競馬でも、血統・騎手・過去のレース・厩舎・馬主・競馬場(の左右周り、坂)・展開など
興味はつきないのですが、音楽ってあんまり文字情報が欲しいと思わないのですよねぇ。


で、なんでこのCDかというと今年のフジロックで最も評価が高かったバンドの最新作(笑)だから。
昨年再結成したのですが、このグルーヴでいまのオーディエンスを
全盛期以上に興奮させた(という)彼らを生で見たかった。
子供が生まれてから、微妙に「『ROCK』って音の教育(食育ならぬ音育?)にどうなの」って
思っている自分がいて、『ROCK』よりかは『FUNK』とか聴かせてた方が、なんとなく
リズム感とか養われそうな気がして、せいぜいJ.B.とかしか流してなかったのですが、
もう解禁です。退院した暁には、うちのトウカイテイオーも『ROCK』漬けですよ?
いつか一緒にフジロックに行きたいですね。


そうPrimal ScreamもThe Jesus & Mary Chainも大好きだったのですが、
なぜか、このバンドの存在さえ知らなかったですね、当時。


機材:Nikon D80 / AF Nikkor 35mm D
データ:1/250 F2.2 ISO125